貴重なサンプルの熱脱着ミスを防ぐTD4Jリークチェック法

GLT管とニードル間シール、GLT管とコネクションチューブ間シール、コネクションチューブトップのバイトンO-リングシールの不具合をチェックする方法

GLT管にコネクションチューブとニードルをセットし、ニードルの先端に不要となったGC注入口パッキンなどを用い、ニードル先端を密封する。

マニュアルタイプ

1 タワー受け台にGLT管をセットする。

2 “CryoMode”を押し、“CryoCool”を押す。GLT管コネクションチューブがホールドされる

3 “PurgeMode”を押し、“PurgeGasOn”を押す。

4 タワー前面上部の圧力計が上昇し、20〜30secで0.1Mpa以上となれば

  漏れはないと判断し“PurgeGasOff”とする。Offにしないと圧力計の針が振り切れて圧力計が故障する原因となります

5 圧力計の上昇速度が遅い場合、上昇しない場合は、各接続部の増し締めや、パッキンの清掃また は、交換を行い改善させます。

オートサンプラータイプ

1 TD-4Jコントローラーの初期画面から“AutoSampler”を押し“TurnTable”キーを押しGLT管を正面に移動させる。

2 “Load”キーを押す。

3 “Return”で、初期画面に戻り、“PurgeGas”を押す。

  “PurgeGasOn”を押す。

4 GasPurgeが開始され、タワー前面上部圧力計が上昇します。

  20〜30secで0.1Mpa以上となれば、漏れはないと判断し“PurgeGasOff”とする。Offしないと圧力計の針が振り切れて圧力計が故障する原因となります。

5 漏れ有りの場合は、マニュアルタイプの説明 5 の作業後、上記操作を繰り返します。