TD-4Jを使った分析例

電球型蛍光ランプ口金と球を繋ぐ樹脂からのアウトガス分析

 

樹脂部をカッターにて細かくスライスして秤量した試料を、GLT管に挿入後

熱脱着装置(TD−4J),GC−MS(jmsQ1000GCK9)にて簡易定量分析を行った。

 

試料   潟Iーム電機 クイックボール60W EFA13EL

              及び 球と樹脂間接続のシール剤

      東芝ライテック梶@電球型蛍光ランプ60W EFA15ED/13-KJ

     松下電器産業梶@パルックボールスパイラル60W EFA15EN/12 

      ポリエチレン

     ポリプロピレン

 

GC条件 カラム Aquatic 0.25x60M 1.0μ   流量  1.0ml/min

     昇温   40℃ 3min 10℃ /min 200℃ 3min

     注入口  200℃   スプリット   101

 

GCMS イオン源温度         200

     GCインターフェース温度    200

     イオン電流          150μA

     検出器電圧          1000V

 

TD-4J条件

     試料加熱温度、時間        110℃  3min

     Cryo 温度           −60℃ 

        再加熱温度             200℃ 

 

          

結果 

THF11.422.1Toluene2.5Xylene0.36Diethylphthalate4.112.1

   Trimethylamine3.8Phenol0.628.9、その他HC3.663.5ppmToluene

   換算)などが検出された 

 

 

                      液クロサイエンス有限会社 

 

 

再現性テスト:食品包装ラップからのアウトガス